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東愛知新聞掲載【1100℃での材料検査可能に】
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Date: 2008/05/15 |
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■記事抜粋
自動車や性能耐久関連の各種試験装置の設計・製作を手がけるテクノ・コイデは、国内初となる超高温環境での材料検査を可能にした新型試験機「多軸クープ試験装置」を開発、原子力発電用などのタービン材料向けに販売を本格させた。ヒータ位置や独自開発の電気炉により、既存製品より50℃以上高い、常用1100℃(誤差±3℃以内)の超高温環境での検査を可能にした。 試験片を納める検出機構では、引張とねじりの2方向への荷重に対する強度を計測。引張試験の際、対象部分となる標点間のひずみは最少0,001mm単位、角度は0.1度で測定でき、伸びと 角度の2方向への力が干渉されずデータ検出できる新技術も特徴だ。今後は、超高温で可動するジェット機やロケットエンジンのタービン材料などへの検査需要を見込んでおり、重工メーカーにも販路を広げたい考えだ。
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